長女の矯正 器具を変えました
2021/08/08
こんにちは、矯正担当医のひさこです。
意外と(?)アクセスが伸びる娘の矯正シリーズ、第3弾です。
一か月ほど前に長女の矯正器具を二つ目に変更しました。
まず、一つ目の器具は上の歯列を広げるものだったのですが、
その変化がこちら
before
意外と(?)アクセスが伸びる娘の矯正シリーズ、第3弾です。
一か月ほど前に長女の矯正器具を二つ目に変更しました。
まず、一つ目の器具は上の歯列を広げるものだったのですが、
その変化がこちら
before
after
(模型が汚くてすみません・・・)
分かりにくいかもですが
私としては、かなり順調に変化が出ました。
左の奥歯が反対咬みをしていたのですが、それがギリギリ治りました。(ピンクの丸部分)
通常歯列は上の歯列が下の歯列の外側に被さるように咬み合います。
それが娘の場合、前歯と左の奥歯が反対になっていました。
乳歯列で奥歯が片方だけ反対咬みになることは珍しく、
(前歯の反対咬みはそれほど珍しくはありませんが)
早めに治さないと、顎がどんどん歪んで非対称に成長してしまいます。
奥歯の反対咬みが治ったおかげで、上下の前歯の真ん中も
初めはだいぶずれていたのが一致してきました。(青矢印部分)
そして、次の装置は
上顎に着けるFKOという装置です。
ここに下の歯列を咬み合わせると↓こうなります。
これで、下の歯列が上の歯列の前に咬み込むのを抑え、
前歯の反対咬みを少しずつ治します。
一度装着したら終わりではなく、
1~2か月に一回の間隔で、装置自体の形も少しずつ修正し、
咬み合わせを誘導していきます。
可能な限り長時間装着が望ましいですが、装着するとあまりしゃべれなくなるため、
今は寝る時とその前後数時間装着しています。
既製品のマウスピースは装着する度に泣き出していた娘ですが、
これは違和感は少なく快適らしく、時間になったら毎日自ら装着します。
着けたままおしゃべりするのも上手になってきました。
この状態で、6歳臼歯がはえてきて正しいところで咬んでくれるとなお良いんですが、
まだ6歳臼歯がはえる気配はありません。
(上記治療を患者さんが当院で行う場合の費用は
検査診断料+基本料+装置料=242,000円(税込み)
通院費 調整一回当たり2,200円×5回
開始から7か月経過時点の総額
考えられる副作用・・・一時的な歯肉の炎症、発音障害、咬合痛等)
さて、引き続き矯正のお問合せが非常に多いのですが、
現在通院中の患者さん及び順番待ちをしていただいている患者さんで、
当面の予約枠は埋まっている状態ですので、
新規の相談受付を一時停止させていただいております。
いずれ予約枠に余裕が出たところで受付再開いたします。
お急ぎの患者様には申し訳ありませんが、
今現在通院中の患者さんを最優先しての措置となっておりますので、
ご理解お願いいたします。